★春の商店街・大売りだし★
水窪町では、昔から春に町内商店街の売出しが恒例となっています
小畑地区の観音の市、大里地区のヘソ市、そして本町の花の市と、、、
三週間にわたり、週末に地区ごとに順番に売出しが行われるのです
(この週末の3日・4日は、本町地区の売り出し)
今のように、町外への買い物が手軽でなかった当時は
隣町の城西、西渡や旧富山村のお客さんまでこられて
それは、町全体が賑わったものでした
年に一度の水窪三地区、春の大売りだしは年末よりビッグイベントでした
昭和30年~40年の高度成長の時代
この町の人口も多い時は1万人(現在の3倍以上ですね)がいました
しかも、山林業の全盛の時期です
飯田線の付け替えや、水窪ダムの建設など大型公共工事なども目白押し
潤ったお金のほとんどが、町内で消費されたのですから
商店も元気が良かったですね~
(ここの揚げパンは名物です)
今では、時代の流れとともに当時の隆盛を見る事はありませんが
伝統の行事は続いています
商(あきない)は、いつの世も、飽(あ)きない・・・でしょうか
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