★変わる水窪の風景★
ここしばらく、街中で古い公共建物の取り壊しが進んでいる
旧営林署住宅、行政関連の官舎など、、、
昭和の時代、水窪は北遠の拠点として役所の支所・支店が置かれていれた
平成に入り国の行革、そして浜松市との合併ととともに
多くの関連施設が廃止され、建物は主(あるじ)を失った
今、耐久年数も過ぎた、これらの建物がいっせいに解体・撤去されている
木材業が活況の頃には、多くの材木が積まれていた国有地も
ただ広い空き地が残され、売却を告知する看板も見かけるが
このご時勢、、、地元民間が購入し、新たな投資をする話は全く無い
街は人が変われば、街並みの景色も変わる
当時繁栄した水窪の街の面影は、思い出とともに姿を消していく
写真を撮っていた傍らで、あるご年配の女性から声をかけられた
『な~んか、みんな無くなっちゃうね!』
『昔は、た~くさん人もおって、にぎやかかったにね~』
『な~でだろ~ねえ』
確かに、なんでこうなったのだろうか?
時代の流れだからと、皆が当たり前のように受け入れる現実、、、
でも本当に、これでよかったのだろうかと?
ふと、思う・・・
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