★変わる水窪の風景★

水窪

2009年03月17日 08:13

   ここしばらく、街中で古い公共建物の取り壊しが進んでいる

   旧営林署住宅、行政関連の官舎など、、、


   昭和の時代、水窪は北遠の拠点として役所の支所・支店が置かれていれた

   平成に入り国の行革、そして浜松市との合併ととともに

   多くの関連施設が廃止され、建物は主(あるじ)を失った

   今、耐久年数も過ぎた、これらの建物がいっせいに解体・撤去されている



   木材業が活況の頃には、多くの材木が積まれていた国有地も

   ただ広い空き地が残され、売却を告知する看板も見かけるが

   このご時勢、、、地元民間が購入し、新たな投資をする話は全く無い

   街は人が変われば、街並みの景色も変わる

   当時繁栄した水窪の街の面影は、思い出とともに姿を消していく




   写真を撮っていた傍らで、あるご年配の女性から声をかけられた

   『な~んか、みんな無くなっちゃうね!』

   『昔は、た~くさん人もおって、にぎやかかったにね~』

   『な~でだろ~ねえ』


   確かに、なんでこうなったのだろうか?

   時代の流れだからと、皆が当たり前のように受け入れる現実、、、

   でも本当に、これでよかったのだろうかと?

   ふと、思う・・・

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