★林業雇用の取り組み★
先日、森林の現場見学の訪れたブラジル人家族のうち2組が
林業に関心を持ち契約などの話の為、再度水窪を訪れました
今回は、在日ブラジル人の支援組織「ブラジルふれあい会」と
水窪森林組合が窓口となって実現しました
(ふれあい会理事長と雇用を希望する2組の在日ブラジル人の方)
ブラジル人失業者は、外国人雇用の多い浜松市の大きな問題です
製造業中心の旧浜松市での新たな雇用は、すぐには難しい現状にあり
職種柄、今まで見向きもされなかった農林水産分野が注目されています
・・・ただ、正直少し心配なこともあります(私の杞憂ですめばいいのですが、、、)
地元森林組合長も言っていますが、一次産業は仕事の取得に数年を要します
それまでの間の、所得補償や就労技術の取得はどうする?
家族であれば、住宅・教育・子育ての支援という受入側のサポート体制はできるの?
この日も、ブラジル人学校に通う子供の受入はどうするの?との話も出ました
それとともに、景気回復の数年後に、彼らは引き続きこの地で
仕事を続けてくれるのだろうか?
零細の地方農林水産の法人や組織が、先行投資として負担をしていくわけですから
一次産業が、都合のいいときだけの受け皿では困ります
(水窪森林組合での面接の様子)
今日は、市の農水部の方も見えられていましたが、、、
先日の朝、偶然仕事へ向かう途中、花嶋浜松副市長とばったり会い、、、
「現実には山間地域での外国人の雇用は、まだ難しい課題がいくつかもありますね」
そんな話もしました
もちろん、外国人雇用は「失業者には、待ったなし!」の早急の課題であり
彼らの雇用確保は、何とかしないといけません
ただ、時の勢いやマスコミの、ある部分二次加工された情報に流されないよう
雇用する側もされる側も、事の本質を見失わないようにしないといけません
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