★池の平の湧き水は?★
昨日に引き続き、水のお話を・・・
池の平は、旧水窪町にある亀ノ甲山の中腹付近に出現する池のことで
およそ7年に一度の間隔で突然現れ
10日ほどでその姿を消してしまうことから、幻の池とも呼ばれています
標高650m付近には、普段は何も無くスギやヒノキが生えた林、、、
しかし7年に一度、このくぼ地に水が満たされ池になる現象が起こり
池が出現した時には、水深は1mほどにもなるのです
遠州七不思議の1つとされ、神秘的かつ幻想的な光景で
密かに人気のあるスポットとして知られており
池の出現する間隔は「7年に一度」と言われているが
だが、1998年(平成10年)10月2日 を最後に7年の周期から外れ
以前の出現からすでに10年が経過、、、
異常気象などにより降水量が少ない年には出現しない事があったが
昭和の時代には、ほぼ定期的に湧いていた池の水がなくなってしまった
(以前、水が湧き池が出来たときの写真)
何故???の疑問が・・・
この池が出現する理由として「地下水が湧き上がってできる」
「草木の保水力によって雨水が集まってできる」など
色々な憶測が飛んでいますが、現在まで解明されていません
昨年、全国名水百選に選定されている丹沢名・水秦野の湧水群のなかでも
代表的な名水「護摩屋敷(ごまやしき)の水」その湧水量が減少し渇水したという
市観光課では、「例年冬場は渇水の時期だが、水がかれることはなかった
渇水の原因については、湧水は自然が生み出すものなので特定はできない、、、」
としているが、これも環境の変化や荒れていく森林が引き起こしていることが
要因のひとつではないのかと思うのですが・・・
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