★田舎から都会(まち)へ★
正月に帰省していた大学の娘が名古屋へ帰り
浜松の市内の高校に通う息子も、冬休みが終わりアパートまで送りとどけました
賑やかだったわが家も、またいつもの落ち着いた生活へ
街の正月休みも終わり、帰省していた子供や親戚たちも都会へ戻ります
毎年のように、繰り返される田舎から都会(まち)への移動の光景
いつものことで、当たり前のような、そして少々寂しいような・・・
都会で毎日、家族が共に生活できる環境では、少し理解できない想いでしょうか?
この田舎街では、いずれ若者は家を出て行くことが当然ですし
そして、その多くが再び田舎に戻り生活する事はまずありません
昔のように職場のない現状では、なおさらです
せいぜい、この街の人口が増えるのは盆と正月と、、、そしてお祭りかな?
「地域活性の為、若者の雇用が出来る企業を誘致し・・・」と
久しく言い続けてきた、、、そんな旧水窪町からの時代がありましたが
今では、誰もそんな事は考えてはいません
社会や時代の移り変わりから、「それはもう無理なこと」と痛切に感じているのです
ただ、語弊のある発言のようですが、私はそれがけっして悪い事とは思いません
この街を違う価値観で見直し、水窪らしい街の生き方を見つけるべきだと考えます
過疎でも高齢化の町でもいいじゃないですか
ここで生きゆく人にとって、新たな生きがいが何であるのかを見出せれば
若者達が毎日ここにいなくても、忘れずにいつも帰ってきてくれれば、、、
まずは、今この街の人々が、現状を直視し自ら出来ることを始める
そして、少しでも可能性がある目の前の想いを形に達成するところから
この街は再出発していかなくてはなりません
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