★松むかえ★
田舎では師走のくれに、山にお正月用の松を採りに行きます
本来は、門松や松飾りの松を
十二月十三日に山から切り出してくることを「松むかえ」というそうですが
最近は二十八日頃に行う家が多いみたいです
その際、松と一緒にサカキなども調達してきます
もちろん都会に住む一般の家庭では無理なのですが
これも田舎ならではの、伝統の慣習となっています
しめ縄は、これまで父が家でずっとなっていたのですが
今は、地元の老人クラブの方たちが作るものを購入しています
餅つきも、数年前まで我が家でもずっと石臼(いしうす)でついていたのですが
今では機械でコロコロと、、、出来てしまいます
我が家でも少しずつですが、古き正月の行事が簡素化されてきました
そういえば、おせち料理も家で作る家庭が減ってきましたね
昔は、年越しそばもそれぞれの家でうっていましたし
煮しめも母や祖母がこつこつと炊いていました
時代とともに、田舎の年越し模様も変わって来ました
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