★岸辺の紫陽花★
オートキャンプ場対岸の紫陽花がきれいです
丁度、車でキャンプ場に入ってくると右手に見え
毎年、この季節になると色合いを楽しませてくれます
受付までの道端にも、いろんな花が咲いています
地元地区の皆さんが、季節の花を育ててくれているおかげです
ところで、農家は雨の多いこの時期、外での仕事ができません
晴耕雨読(せいこううどく)と言う言葉があります
意味は、俗世の欲望を捨てて淡々と生涯を送ること。悠々自適の身分。
「晴れた日は畑を耕し、雨の降る日は書物を読んで過ごす」 という、
世間の煩わしさから離れて穏やかな生活を送る様子を表しています。
「昔ながらの自給自足の暮らし」という解釈をする場合と、
「生活に困らない裕福な暮らし」という解釈をする場合とがあるようですが
晴耕雨読の言葉から連想するのは、人間本来の暮らしです。
現代は仕事場に勤めてお金を稼ぐ生活が一般的になりましたが、
暦や時間に縛られ、人間関係に悩みながら生活をしています。
世間のしがらみから離れて、自分の生活できる分だけの畑を作り、
自然に身を任せ、天気に左右されながら暮らす
きっと誰しもが、今はできなくなってしまった晴耕雨読に
どこか、憧れを持ちながら暮らしているのではないでしょうか。
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