★街の灯が消える日★
この6月を以て、地元唯一のパチンコ店が閉店しました
『アルプス会舘』街の人たちの憩いの場所でした
確か開店が昭和42年~3年だったと、通りがかった知り合いに聞きました
あれから40年余の歳月・・・
ずいぶん長く親しまれたお店です
お客の大半は顔見知り、毎日顔を出す常連さんもいました
夫婦で交代に訪れている人もいましたね
水窪から浜松の中心市街地まで今でも1時間半余かかります
まして当時は、なかなか気楽に街中までとはいきませんでした
数件あった街の映画館が、姿を消したあとの娯楽施設はここだけでした
夕方からの店のネオンサイン、中から聞こえるパチンコ台の音
物静かなこの街では、唯一華やかな場所でした
娯楽の少ないこの街にとって、皆の楽しみだったと思います
昭和から平成へ・・・
水窪の歴史を見守ってきたお店が、またひとつなくなります
この街の灯が消えます
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