★かいこの佃煮★

   南信州では、また変わった食材があります

   蚕(かいこ)の蛹(さなぎ)の佃煮です

   信州人の母は昔から、ひび?と呼んでいますが、、、

   南信では蚕のさなぎは、醤油と砂糖で煮付けて

   佃煮にして食べるのが一般的な食べ方で

   保存食として重宝されていました

★かいこの佃煮★

   蚕のさなぎは、「さなぎ3個で卵1個の栄養」と言われるほどの栄養があります

   栄養の欠乏が最大の問題でもあった昔の日本において

   蚕のさなぎは大きな役割を担っていたそうです

   蚕のさなぎを食べる習慣は、日本だけでなく中国や韓国にも存在しています

   一説には、アフリカにも現地に生息する野生の蚕を食べる風習があるといわれており

   蚕を食料とする風習は珍しいものではないと考えられています

   日本では肉食が禁じられていた時期があり

   山間部に住んでいても、イノシシなどを捕獲して

   毎日のように食べることは出来なかったのです

   ・・・なので、養蚕を行っている農家にとって

   絶好のタンパク源としても蚕は親しまれていたのです

   初めての方は、かなり勇気が?いるかも知れませんが、、、

   是非、一度お試しあれ!


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この記事へのコメント
昔の話ですが、中学生の時、学校で鱒を飼っていました。ニジマス当番が餌を作って餌やり、その餌が蚕のサナギでチョッパ-にかけすり潰し与えていました。そのころの中学生ときたらいつもお腹をすかせて、、で、マスの餌の蚕のサナギ(確かドッチと言っていた)を食べていました。あのころ旨かったな、最近はお目にかかってませんが 懐かしいです。食べてみたい味です。昔のニジマスは高級な餌を食べていた?
Posted by 牛たろう at 2010年03月01日 21:00
牛たろう さん おはようございます

マスの餌ですか?そうですね・・・高級な餌でしたね(笑)
初めての人は、たいていエッと思うのですが
食してみると、けっこういける・・・そんな感じですね

地域により、食の文化は違いますね
水窪では、昆虫類を食べる習慣は聞きませんが
山ひとつ越えると、違う文化があります・・・
Posted by 水窪水窪 at 2010年03月02日 07:51
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    コメント(2)